無気力脱出日記

ギターと読書が趣味

改めて、ブログの運営方針を真剣に考えてみた話

せっかく始めたブログだし、どう運用するか真剣に考えてみた話を。

  

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本当に徹夜の眠気を誤魔化すためだけに初めてしまったこのブログ、

どんな読者層をターゲットにしているのか、何について書くのか、ブログを書く目的はなんなのか、

全て見切り発車すぎて、その辺が何も見えないまま既に一ヶ月以上が経った今も下書きばかりが増えていき、ろくに更新できずにいる。 

 

brokenbraindust.hatenadiary.com

 

方針を突き詰めてからスタートしてもよかったのだが、

「そういうことを考え始めると結局何もせずに終わる、なんでもいいから勢いで始めてみるのが大事」

と人はいう。確かにその通りかもしれない。このブログを始めたことでなんとなく理解できた。

 

しかし、方向性が見えないまま見切り発車するのが、それはそれで実は結構大変ということも、始めてみてよくわかった。

SNSならまだ良い。とりあえず周りがやってるから、流行ってるからという理由で始めてみても、他のユーザーの使い方を見たり、自分自身で使い方を覚えたりしていくうちに自然と使いこなせるようになっていく。

だがブログに関しては、自分が何を書きたいのか、もっと大袈裟に言えば何を伝えたいのか決めていないと、本当に何もできないらしい。

とりあえずパソコンに向かって文字を打つのを習慣にして、プログラミングやドキュメント作成のハードルを少しでも下げたいというのは、今考えると動機としては具体性に欠ける。

考えていても埒が明かないと思い、ならせめてその悩み自体を記事にしてしまおう、と思って今こうして記事を書いている。

誰に読んでほしいのか

このブログの場合、今のところ想定読者は友達や顔見知りである。

実生活での友達との会話というのは案外、その友達の性格や興味、自分との接点が縛りになる。

まあそれが人と話すことの醍醐味ではある。特に一定以上親しい人とは、その人としかできない会話というのが必ずあるし、その独自性や偶然性が人生に与えてくれる刺激や潤いはとても大きい。

しかし一方で、友達の性格とか興味に関係なく自分がただ話したいだけのことというのもある。

以前までそういう話題は、その話題に興味がありそうな友達にLINEで送ってトークにつなげることが多かったが、LINEはあくまで連絡ツールなので、それなりに返信する義務みたいなものがある。

なのでこっちとしてはただ反応が見たいだけでも、相手からするとタスクとして認識されてしまう

→明らかにめんどくさそうな返事が返ってくる

→結果的に双方にとってのストレスになる

みたいなことが頻発していたような気がする。これでは肝心の友情に亀裂が入りかねない。

そういう話は、届くべき人に届いてほしい、と前から思っていた。

何を書くか

だからこのブログでは、ただ言いたいだけのことを言おうと思っている。

ブログなので、テーマごとにまとまった文章を記事単位に分けてアップロードできるのは実は大きなメリットだ。知り合いが読者なら、興味があるトピックを選んで読めばいいので気が楽だし、そもそも読まない自由がある。

久しぶりにあいつ何してんのか見に行こ、みたいな動機でも、Twitterみたいに話題に連続性がない過去ツイを辿っていく必要もないし、FacebookInstagramみたいにキラキラした投稿がタイムラインに表示されるわけでもない。

字数制限がなく、見出しがあってカテゴリも選べるTwitterがあれば便利だなと思う。少なくとも自分はこのブログを、そういう使い方で続けようと思っている。

つまり話題はなんでもあり、というわけだ。

ブログを書く目的

以上のことを考えてみると、断片的なつぶやきみたいなものをタイムラインに投げるのが主流のSNSと違って、書きたいこと好きなだけ書けてものを書く習慣も身について、文章力上がったり頭の整理になったりするブログって結構いいメディアかもしれないな、と思う。それだけでも始めた価値はあったと思っている。

しかしこれにはデメリットもある。書き手の負担が大きいのだ。

この記事を書いた現在、まだほとんど記事を完成させていないが、すでに相当頭を使った。今まではSNSで衝動的に短文を連投して過ごしてきたのだから当然といえば当然だ。自分の書いた文章をここまで念入りに清書するのは人生で初めてかもしれない。

全体の構成、文章量、言葉選び、改行、内容、細かいところに気を向け始めるとキリがない。何より、頭に浮かんだことをそのまま文字にしただけの文章がここまで読みにくいとは思っていなかった

自分の場合、「割と」とか「結構」のようにふわっとした言葉を要所要所に入れる癖があるのだが、あとで読み返したときにほとんど消した。文章の意味に対して何ら影響力がない上に、印象をぼやけさせるだけで百害あって一利なしだと気づいたのだ。

ちなみにふわっとした言葉をはさむ癖はしゃべっている時にもある。昼過ぎに書いた下書きを読みながら、

「この文章みたいな言葉を聞かされていると考えると、あいつら(※友達)も苦労してるな…」

と変に同情してしまった。次会話するときは気をつけようと思う。

 

文字に起こしてみたらデメリットの方が長くなってしまったが、そこまでしてでも記事にしたい内容は幸運なことにたくさんある。

コロナ禍の今、人と用事を作って会って話すのは難しい。だからこそ、こういう場で言いたいことを言ってしまうというのは結構、いい趣味になると思う。

ここまで色々書いたものの、結局続けてみないとわからないことが多いのが趣味というものなので、とりあえず何か定期的に書くことだけを当面は考えながら、マイペースに続けていきたい。そんなところだろうか。

 

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何の気なしに書き始めた記事だがそれなりの量になった。

とはいえ、ブログの方向性が頭の中で定まった感じがある。

ざっくりと以下に方針をまとめると、

  • 当面の想定読者は自分の知り合い。Twitterの延長みたいな使い方を想定
  • でもあんまり自意識過剰にならずに書きたいことを書く。なぜならブログはSNSと違って読む記事を選ぶ自由読まない自由があるから
  • とはいえブログはインターネット経由で記事を読んでくれる人が沢山いるので、内輪ネタは避ける。記事単独で読まれても楽しめる記事を書く
  • 何より自分が書いてて楽しく、実りがある活動にしたい

月並みではあるが、こんなところだろうか。

 

多くの知り合いと相互のTwitterでこのブログを宣伝したりは今のところしないつもりでいる。

親しい人にはこのブログ俺のやで〜って打ち明けるくらいの温度感で。あとは何かしら経由でこのブログにたどり着いて読んでくれた誰かが読んでも面白い記事が書ければベスト。

まあ、あまり難しいことは考えずにしばらく続けてみようと思う。